中国は日本を併合する (平松茂雄さん)

なかなかセンセーショナルな表題だが、最近多く見られる中身が題名負けした本とは全く違い、具体的な事例を数多く出しながら、なかなかの問題提起が冷静に行われている。読もうと思ったきっかけは「ビートたけしのTVタックル」で紹介されていたからだ。

個人的には中国を「興味深い国」と思っている。実際、中国には4回旅行した経験もある。中国の歴史はおもしろいし、自然や音楽も奥深く、中華料理は旨いし、チャイナドレスは魅力的だ。

しかし、隣国がどのような状況にあり、何を考え、今後何をしようとしているのかを、多くの媒体から情報収集する努力は一国民として惜しむべきではないような気がする。

一党独裁,爆食経済,中華思想,人口13億,環境問題,農村と都市の格差,一人っ子政策,抗日記念館,衛星爆破と軍拡,少数民族への対応,社会主義と資本経済の両立、よくよく考えるまでもなく違和感が無いとは、やはり言い切れないだろう。

平松さんには失礼だが、この本が100%中立的・客観的に真実なのかはわからない。
でも、「中華思想」を多角的に理解できる知識と立ち位置は有していた方が良いと思う。
そのためにも、読んでおくべき本の1冊ではないだろうか。

先日 前中国大使の阿南惟茂さんの講演を拝聴する機会に恵まれた。
信じられないことに、相当の親日派と言われる大物中国人が、未だに「日本は台湾を占領するつもりでしょう」とか、「日本はメディアの左右をうまく国家が管理している」などと話されるらしい。特に30代の僕からすると信じられないギャップであるが、過去をふまえて先方に阿る必要は無いと思うものの、年月を越えてもある程度は先方を思い憚る姿勢が必要なのだと考えさせられるエピソードだった。




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