ブレイブ・ストーリー (宮部みゆきさん)

アニメ映画化され、松たか子(主人公ワタル)・常盤貴子(カッツ)・大泉洋(キ・キーマ)が声優をつとめたこともあって話題になった。アニメは先月テレビでも放映されていたようだが、個人的には奥行きが無いのっぺりとした絵で描かれたアニメよりも、断然 本のブレイブ・ストーリーの方が面白いと思う。上・中・下巻は確かに長いが、たかだか2時間程度の動画で描ききれるような内容では無いのだ。

主人公ワタルが経験する辛い現実の世と、辛い現実を改善するために飛び込む別の世界。現実の世のワタルの悲しみが、あまりにリアルで急であるが故に、飛び込んだ別の世界が全く異空間で開放的な印象を最初は受けて全ての出来事にワクワクするが、時を重ねるごとに主人公にとって現実の世と別の世の出来事や将来選択の重みが(読者:僕の中でも)同等になってゆく。

何となく冒険モノの子供っぽい話しのように思えるが、現実と非現実の世を設定することや、主人公と対照的な人物を登場させることで、実は人間の表(天使)と裏(悪魔)や、表の部分を抽出するエッセンス(時間・友情・苦労を共にする経験・妥協など)が見事に描かれている。

個人的にはキ・キーマのようなキャラクターを演じてみたいと思う(笑)




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